Check お勧めページ:日本地図クイズ 性格診断

迫力あふれる画力で描く宮本武蔵

  • 書籍情報
  • 作者:井上 雄彦
  • 出版社:講談社
  • 版型:B6版
  • カテゴリー:ヤングコミックス
  • 連載雑誌:週刊モーニング
  • ジャンル:歴史・時代
  • 販売サイト:

    販売価格や在庫状況が異なるので比較して購入しよう!

剣豪、武蔵の生きた時代。戦国時代の終わりに武蔵は始まった。



二天一流 剣豪・宮本武蔵の生き様

日本で一番有名な剣豪といえば、宮本武蔵、その人だろう。
二刀流を使い、巌流島で佐々木小次郎を倒した男。
そんな程度の知識しかもっていなかったが、基礎知識なんぞなくとも存分に楽しめる。

新免無二斎の息子として生を受けるも、親の愛情を受けずに育った武蔵(たけぞう)。
13歳で武芸者を切り殺し、宮本村の村人からは悪鬼と恐れられ、人とのふれあいをさほど持たずに成長していく。

1600年、関ヶ原の合戦が始まると、宮本村の仲間、本位田又八に誘われて、西軍方として合戦に参加する。
大将の首を取って出世するという願いもむなしく、合戦は西軍方の敗北にて終了。

合戦の後、とある民家にその身をかくまってもらい、野武士の親分をぶっころした後、武蔵は一人で宮本村に帰る。
武蔵が一人で帰ってくると、又八をそそのかして合戦に連れて行ったと思い込んでいる本位田の婆に命を狙われる武蔵。
その追っ手から身を隠すべく、山に隠れるが、幼馴染のおつうと、沢庵和尚に捕らえられる。

捕縛の手から逃れるために、山狩りに参加した村人達を殺害した武蔵は、本来死罪になるところを沢庵和尚に救われる。
疎まれ、憎まれ、恐れられるだけの人間であるならば、いっそ殺してくれというネガティブな極みにまで陥った武蔵だったが、和尚の説得により、志し新たに旅に出る事となる。

その後、名のある剣豪達に立ち向かう武蔵は、剣の腕だけでなく人間として大きく成長していく。
様々な人物達が生き生きと描かれ、様々な影響を武蔵に与えていく。

バガボンドの登場人物の中でも強い人たちのもっているそれぞれの個性が面白い。
柳生石舟斎は、犬みたいな顔をしていて、実は甘ったれ。天下無双と呼ばれた剣豪だけれど、ぎらついたところがなく、穏やかな性格の持ち主。

宝蔵院 胤栄は、宝蔵院の住職らしく、説教じみた説法を使う。思慮深く、あまり回りの人間を見ていないようで、実は奥深くまでその人のことを理解している。

宝蔵院二代目の宝蔵院 胤舜は、小さな頃から槍の天稟があったため、苦労をあまり知らず、人の心を汲み取ることができない。ただ強さを求め続ける日々だったが、武蔵の命のやりとりをすることによって、新たな一面が生まれた。

鐘捲自斎は、一度の挫折で全てが嫌になってしまった、心の弱い人間だった。剣が全てと剣に生きてきたが、弟子であった伊藤一刀斎に敗れてからは抜け殻のようになっていた。
挫折を知らずに生きてきた人間にありがちな心の弱さだったが、一人では何もできない幼子だった小次郎と一緒に生活をすることによって人間らしさを取り戻していく。

こういった魅力あふれる登場人物が登場する宮本武蔵を描いた漫画、バガボンド。

そして2009年10月現在、物語はクライマックスに向けて進行中。
どういった結末を迎えるのか楽しみな一作。



posted by: fuchi | 漫画 | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

関連ページ

コメント

コメントする