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おーい竜馬 坂本竜馬の事が良く分かる漫画

  • 書籍情報
  • 原作:武田鉄矢 画:小山ゆう
  • 出版社:小学館
  • 版型:B6版
  • カテゴリー:ヤングコミックス
  • 連載雑誌:週刊ヤングサンデー
  • ジャンル:歴史・時代
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坂本竜馬の軌跡をつづった一冊。



坂本竜馬の一生

幕末の動乱の時代に生まれた坂本竜馬の生い立ちを漫画にした一冊。
竜馬の幼少期から暗殺されるまでを描いた話。

この漫画で土佐藩に生まれた坂本竜馬の事跡を知ることができるのだが、歴史の教科書のような堅苦しさは一切無く、また歴史背景の基礎知識なしで、十分に楽しめる一冊。戦国時代と並んで人気の高い、幕末時代を知りたい方にはお勧めの漫画。

この漫画の魅力はキャラクターの造詣が非常に優れており、高杉晋作や桂小五郎(木戸孝允)、近藤勇、土方歳三、沖田総司、勝海舟、など歴史上の人物を網羅しており、それぞれの志や、立ち位置が明確に描き分けられている。

幕末の風雲時代とは良く言ったもので、暗殺、刑死、投獄、戦争など、どうしても暗く重い話になってしまいそうなエピソードも、巧みな心理描写や、その事柄の背景を上手く表現しているので、重苦しい空気感をあまり感じさせない。

話の大筋は、土佐藩出身の坂本竜馬を中心に、いかにして徳川幕府の世を終わらせたか。
そこにいたるまでの経過や志士たちの行動が物語となっている。

竜馬の出身藩である土佐藩は、倒幕を悪とする佐幕派であったため、竜馬は土佐藩を離れることを決意する。藩を離れることを脱藩といい、当時としては重罪である。

そんな罪を犯してまで、徳川幕府を倒さなければならないと思った志士達が幕末にたくさんいた。それはなぜか。黒船来襲でおなじみのペリーをはじめとする、海外列強国による植民地支配への恐怖、焦燥感によるものだった。

海外からの侵略を防ぐためには、徳川幕府は悪であり、倒さなければならない組織である。そう思っていた竜馬は、徳川の幕臣、勝海舟を斬りにいったのだが、勝海舟に説得され、勝に弟子入りすることになる。

その後、志を同じくする長州藩の桂小五郎や高杉晋作、薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通などとともに倒幕へ向けて東奔西走するが、倒幕を良しとしない、近藤勇、土方歳三率いる新撰組に命を狙われたり、日本初の株式会社の海援隊を運営したり、と、話は尽きない。

この続きは「おーい竜馬」でどうぞ。

全23巻となかなかのボリュームがあるが、話にメリハリがあり、ダレた感じは一切無く、最後まで楽しんで読みきれる。 ちなみに原作者の武田鉄矢は、あの武田鉄矢。海援隊の。金八先生の。

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posted by: fuchi | 漫画 | 01:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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